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● 内服外用

  • 175円以下の薬剤は,血管拡張剤,血圧下降剤,副腎皮質ホルモン剤,高脂血症剤,強心剤,糖尿病薬以外の175円以下の薬剤はすべて類推できるものとして取り扱う。
  • 傷病名とかけ離れている場合は返戻又は査定する。
  • 発売後1年を経過していない新薬の投与制限期間は14日以内になっている。
  • 内服薬や注射薬を外用薬として処方できない。
  • 帯状疱疹に抗ウィルス剤を内服投与する場合、アシクロビル、バラシクロビル、ファムビルなど、各薬剤により適応・用法・用量が異なりますので、ご注意ください。
  • 帯状疱疹に適応のある抗ウィルス剤内服の投与は概ね7日間を限度として認める。
  • 単純性疱疹にはアシクロビル、バラシクロビル1日1,000mgまで概ね5日間を限度とする。診療実日数が2日以上あれば、2~3日の追加は可。
  • 成人水痘への抗ウィルス剤の投与は帯状疱疹に準ずる。
  • シクロスポリンを投与する際には、必ず添付文書に記載の適応症・投与量・投与期間に準じること。
  • ネオーラルをアトピー性皮膚炎患者に投与する際には投与期間はできる限り短期間にとどめること。8週間の投与でも改善がみられない場合には投与を中止すること。なお、1 回の治療期間は12週間以内を目安とする。規定以上の使用には、注釈が必要である。
  • チガソンの投与は1日50mg、4週間を限度とされているので、それ以上投与する場合は注記すること。寛解維持量はエトレチナートとして1日10~30mgを1~3回に分けて服用する。
  • ニコチン酸アミドは類天疱瘡などに使われるのは適応外だが、「今日の治療指針」に処方の記載があるので、認めている。
  • イトリゾール,ラミシールの内服は投与開始日より概ね6ケ月程度が限度である。
  • 各抗真菌剤により適応・用法・用量が異なるので、注意のこと。
  • イトリゾール、ラミシール内服薬投与時には、原則として肝機能検査を投与前と2ヶ月間は月に1回検査するのが望ましい。2ヶ月以降は、肝機能検査8項目以上の連月検査を認めない。投与期間は、通常、初回2週間分、次回から1ヶ月分の投薬量が望ましい。
  • 足白癬の病名ではパルス療法は認められない。
  • クレナフィン、ルコナック
    足爪白癬または手爪白癬の1病名では1ヶ月の投与量は2本(クレナフィン7.12g、ルコナック7g)まで、1回の投与量は4本(クレナフィン14.24g、ルコナック14g)まで。
    足爪白癬と手爪白癬の2病名あれば1ヶ月の投与量は4本(クレナフィン14.24g、ルコナック14g)まで、1回の投与量は6本(クレナフィン21.36g、ルコナック21g)まで。
    *規定以上の使用には、注釈が必要である。
    *初回投与時には真菌検査が必要となる。
    *3ヶ月分投与し、3ヶ月以内に再投与した場合には査定対象となる。  
  • 1病名で抗アレルギー剤の2剤同時投与は原則認められない。
  • 通常量が1日1錠の抗アレルギー剤について、病名が1つの場合、倍量投与は原則認められない。
  • ジスロマックの投与は1疾患3日間を限度とする.6日間投与する場合は、別の疾患の記載があるか、一旦治癒して初診となった場合である。
  • セファランチンの内服は「タマサキツヅラフジ抽出アルカロイド」として通常6mg/日を限度とすること。規定以上の使用には、注釈が必要である。
  • 「皮膚感染症」に対する同一抗生物質(セフェム系やニューキノロン系)の連続投与は通常2週間を限度とする。規定以上の使用には、注釈が必要である。
  • 「尋常性ざ瘡」「多発性毛包炎」に対してテトラサイクリン系の抗生物質マクロライド系抗生物質などを投与するときは常用量では3ヶ月を限度とする。減量して投与した場合はそれ以上の投与期間を考慮する。
  • ディフェリンゲルの適応は尋常性ざ瘡の顔面のみである。1ヶ月30gまで。処置55点は認める
  • フィブラストスプレー500マイクロでは、通常一ケ月に2本、250マイクロでは4本まで。2ヶ月まで使用可。それ以上の場合はコメント要。
  • 漢方薬は3種類以上処方されると病名がいくつあっても3種類目は査定となる。

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